サラリーマン株式投資家の運用成績大公開!!②
どうも。ズレータです!
前回の記事⬇︎
サラリーマン株式投資家の運用成績大公開!!
の続きを書いていきたいと思います!
2014年末にスマホゲーム関連株の「コロプラ」を信用全力買いで250万円程の損を出しました ( ゚д゚)
それで株に懲りてやめたかというと、そうではありません。そうです。その負けをなんとか取り返そうと、よりリスクの高い取引きへと足を踏み入れていきました(><)
よくある話ですよね ( ;∀;)
信用売り(空売り)
「リスクの高い取引」それが、信用売り(空売り)です。
信用売りとは元本の最大約3倍の値段の株を借ります。借りるといっても、借りた時点の市場株価で売却することになり、一旦売却額文のお金を手元に預かっている状態となります。
なので、空売りといわれます。
その後は借りた株を返さないといけないので、同じ数の株を買って返すのですが、借りた時点より株価が下がったところで買って返せば、その差額分が利益になる、逆に上がったところで買えば損失になるという仕組みです。
つまり、株価が下がりそうな銘柄を選んで取引きします。
ただし、全ての銘柄が対象ではなく、指定された銘柄のみ信用売りで取引ができます。
なぜ、信用売りのリスクが高いかというと、株価の上昇には上限がないからです。
言い換えれば、損失額の上限がないのです。
相場の格言で
「買いは家まで、売りは命まで」
といいますもんね。怖い怖い(*_*)
それでも信用売りで取引きしようと思ったのは単純に買いで損失を出していたので
「下がりそうな株を選ぶって簡単じゃね⁉︎」
的な超安易でアホな発想です(*゚∀゚*)
低位株の急騰株
空売り銘柄としてターゲットにしたのが、低位株で直前に急騰した株です。
低位株というのは株価が数十円とか百円台前半の株のことを指します。
その中でも選ぶ基準はザックリこんな感じでした。
- 直前に急騰した(最低ストップ高1回以上の上昇)
- 急騰した理由がよくわからない(いわゆる仕手株で業績好調、配当金増額のような情報がでていないこと)
- 信用倍率が低すぎないこと(これが低くなると逆日歩といって、特別貸し株料的なものが発生します)
この条件にあてはなる株を、来る日も来る日も探しては空売り➡︎買い戻し。
探しては空売り➡︎買い戻しを繰り返して行きました。
結果はどうだったかというと、
…これが意外に上手く行きました。
やはり仕手株なので、仕手さんが売り抜けた後は元の木阿弥に戻るんですね。
そもそも選んだ株には株価が上がる根拠がないわけですから。
空売りした後に更に株価が上昇して、一旦含み損がでることはよくありましたが、少しガマンしていればすべての銘柄で利益を出すことができました!!
結局この信用売りで、4ヶ月で120万円程の利益を上げることができました。
これはいいや〜と思っていたときに
その事件は起きました。
クボテック事件
その後も空売りを続け、ある時「クボテック」という銘柄に目をつけました。
東証1部の画像処理装置とかの会社ですね。
それが事件のはじまりです。
直前に2回ほどストップ高をしており、申し分ありません。信用倍率が低いのが気になりましたが、以前にもクボテックの空売りで利益を出していたので特に問題視はしませんでした。
しかし、この軽率な判断が大事件へと繋がります。
後々知ったことですが、このクボテックはオーナー企業で創業家がかなりの割合の株を持っており、市場に出回っている株(浮動株)がかなり少ないため、株不足になりやすく、逆日歩が発生しやすく、高額になりやすい銘柄のようです。
更に逆日歩目当ての買いが入り、
株価はストップ高を連発!
株価上昇による含み損と逆日歩で含み損はみるみる膨れ上がりました。
当時のチャートがこちらです↓
株価は一気に300円台から最高1690円へ。
もう詳しい回数は忘れましたが、その間何回もストップ高しました。
ストップ高とうことは、売りたい人より買いたい人が沢山いるので、買い戻したくても買い戻しできません。
その間、逆日歩もどんどん高額になり、さらに買いを呼び...
夜も眠れず
「あ、終わった…」
と思いましたね。
「これから家族はどうなるんだろうか…」とも本気で悩みました。
しかしある時、一瞬救いの手が差し伸べられます。
ストップ高を連発していた最中、一瞬だけ寄り付く(売買が成立する)瞬間があったのです!!
恐らく700円台だったかと思いますが、迷わず売りと同数の信用買いをして、いわゆる売りも買いも持っている両建ての状態にしました。
幸いクボテックは全力売りではなく、余剰資金を残していた状態であったため信用買いでヘッジすることができました。
(両建てかっ!!普通そこで損切りしろよっ!!って感じですけどね...)
その後は↑のチャートの通り、最高で1690円まで上昇したのですが、
ズレータは1550円くらいで買いを外して利益確定。
売りは1000円くらいまで下がったところで決済しました。
結局、かなりの逆日歩を喰らっていたので、利益を出すことはできず
60万円程の損失でした。
いやー、でもそれで済んでよかったと胸をなでおろしたのを今でも覚えています。
おわりに
この経験をして、損失に上限がない取引がどれほどリスクがあり、怖いものかを思い知りました。
一方で、少ない資金で短期間に効率よく稼げるというメリットもあり、
ズレータは両方の経験することができました。
それが大きな収穫となり今の投資スタイルを確立できたのだと思います。
ズレータ的には
もう二度と信用売りには手を出しませんが、
自信があり短期間で効率よく利益を上げたいと思う方にはマッチした手法だとは思います。
ズレータも、ズレータジュニアも口座を持っているSBI証券では
通常空売りができない銘柄が空売りできる「ハイパー空売り」というサービスがあり
ますので、空売りに興味をお持ちの方は検討してみてはいかがでしょうか。
次回は現在の投資スタイルと2015年以降の運用成績を大公開します!!
よろしければまた読んでくださいね (*´▽`*)
ではまた (・ω・)ノ
最後までご覧頂きありがとうございました (゚∀゚)